イベント・観光
きのくに寺社巡り
~木の神・いのちの神『伊太祁曽神社』~
2020年3月14日
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当宿から車で約1時間。
和歌山市の南東部、山々に囲まれた小盆地に鎮座する『伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)』は、県内でも格式高い神社で、木の神様が祀られていることで有名です。
和歌山県が、「木の国」や「紀伊国」と呼ばれるようになったのは、この地が発祥といわれています。
また、古来より人々の生活に欠かせない家や船は、木材で造られていたことから、家屋の神・浮宝の神として、人々を災厄から救ったという神話が残されています。
このことから、「いのちの神様」としても知られるようになりました。

緑豊かで、幻想的な雰囲気に包まれています。

木々に囲まれた社は、清々しい空気に満ちているようです。
風に靡く木々の声がサワサワと耳をかすめ、まるで和歌山の歴史の深さを物語っているようでした。