季節のお便り
【春来】~つくし発見!!~
2020年4月6日
いつもかんぽの宿紀伊田辺のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当宿から車で約15分。
田辺湾に注ぐ会津川の上流、「左会津川」の河川敷を散歩していると、草むらの中にひっそりと群生する“つくし”を見つけました。
【つくし/土筆】とは、植物そのものの名前だと思われがちですが、じつは、スギナの胞子茎の呼び名なんですね。

アップで撮ってみました。

密集地帯!?
つくしは、春の山菜としても親しまれ、酢の物・お浸し・煮物などにして春の食卓に並べられることもありますが、少し苦味があるのが特徴です。
『春の皿には苦味を盛れ』ということわざがあるように、この苦味こそが新陳代謝を高め、気分をリフレッシュさせてくれるといわれています。春にはウキウキして、新しいことを始めたくなるのはそのせいかも!?
また、つくしは和歌や俳句の季語として扱われ、古くから私たちにとって人工的ではない春の到来を告げる大事な役目を担ってくれているのです。