イベント・観光
きのくに秋めぐり~福定の大銀杏~
2017年11月22日
いつもかんぽの宿紀伊田辺のブログをご覧いただきありがとうございます。
当宿から車で約1時間。
田辺市中辺路町福定(ふくさだ)の宝泉寺境内にある樹齢、推定約400年の大銀杏は、町指定天然記念物とされています。
幹の周囲約5.3メートル、高さは約22メートル。根元から高さ4メートルで幹が数本に分かれ、千本銀杏とも呼ばれています。国道311号線から見ても紅葉の頃には、はっきり見つけられるその姿は、山の木々の間からこんもりと黄金色に光ってそびえています。
見ごろは、毎年11月中旬頃で、この福定の大銀杏の紅葉を楽しみながら熊野古道を歩く人々が増えてきています。

『垂乳根(たらちね)』が幹の太さを物語っています。

全貌を写真におさめるのは難しいです。
11月17日。やや曇り。
いよいよ『福定の大銀杏』が色づき始めたと聞き、早速行ってみました。
緑色の部分がまだまだ多かったですが、圧巻のその大きさは、周りの木々とはかけ離れたパワーがみなぎっているような、神秘的な雰囲気に包まれていました。
20日頃からが見頃のようですが、ひらひらと銀杏の葉が舞い降りて黄金色の絨毯が現れる光景もまた一度は味わってみたい絶景といわれています。
みなさまも、深秋の思い出にぜひ行ってみてください。
○お問い合わせ先
中辺路町観光協会(熊野古道館内)
TEL0739-64-1470